2014年8月18日月曜日

MADAM SACHIKO ANGKOR COOKIES

Wi-fiの接続がすぐに切れてなかなかネットが使えません。

カンボジア・シェムリアップ2日目はアンコールクッキーの
JAPANESE GUEST RELATION OFFICERの樋口さんにお話を聞き、BAKERY GENERAL MANAGERRatanaさんに工房案内をしていただきました。



社長の小島さんがなぜ、カンボジアに渡り、事業を始めようと思ったのか。また、大学卒業後にカンボジアに渡り2年目になる樋口さんにも普段のショップ運営のなかでの数多くの小さな気付きなど日本では想像もできないようなシビアな話や、もちろん「やりがい」についてもお話くださいました。



残念ながら工房内は写真撮影がNGということですが、村から仕事を求めて街にやってきた工房で一生懸命にクッキーを作るカンボジアの方々は、初めは床を拭いた雑巾で作業台を拭いたり、レジでの簡単な計算ができなかったりと、社長の小島さんはここまでくるのに大変な苦労をなされたと言います。

焼き上げ、商品の入った袋に閉じる作業以外は、すべて彼女たちの手作業で行われます。ピスタチオの選別や、焼き上がったクッキーが商品となるのにふさわしいかなど、細かな作業をグループの分かれ、交代制でおこないます。

じめじめと暑いカンボジアでは作業着で身体や頭を覆い、細かな作業はなかなか続けられるものではありません。

今では、「汚い」といったイメージを覆した、衛生面にかなり力をいれた工房で焼き上がった安心・安全のクッキーを求めた観光客がごったがえします。

さらに、クッキーの原料となる小麦粉や、バナナなどの果物はフェアトレードでカンボジア国内の農村部より、それに見合った適正価格で仕入れを行っているようです。

これらこそ、小島社長が目指した支援ばかりに頼らずに自分で働き、それに見合った給料をいただくという日本では当たり前と思われることを、カンボジアでの職場環境に取り入れました。

また、現在は有給休暇やお子さんがいるスタッフのために託児所を運営し、社員旅行にも行けるようになったそうです。



皆さんもぜひシャムリアップを訪れた際はお店にいってみてください!
明るいカンボジア人スタッフが日本語で丁寧に対応してくださいます。


ショップ・工房スタッフにもインタビューをしましたがどちらも「たくさんの人に美味しいといってもらえることが嬉しく、毎日頑張っています。」「頑張ったら頑張った分だけ自分に返ってくるのでそれもものすごく嬉しい」と話してくれました。

見学が終わったあとは、水上生活者の暮らしがみられる湖にいってきました。


水上にある家に何枚もの薄い板を渡していました。

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